sealed

今日から職場のチーム替えで、小悪魔先輩ともお別れ。
けっこう不安だったけど、思いの外楽に過ごせた。
そういえば初めの頃は細々したボディタッチにいらだっていたっけ。
それをやりすごすため、心を開いてるふり、はしゃぐふり、こっちも構ってみるふり、全部考えてみれば営業だったのである。
気に掛けてくれる人の期待に応えるためなら、演技でもなんでもするし。
結果、「俺の事大好きな○○ちゃん」的、思い上がりを補強するだけであっても。

だってもう、毎日あったはずの話したい事は何もない。
隣にいないなら、世界から消えたのと同じ。
もう切り売りしないでいいんだ。
それって自由な気がする。

まあ常に自由しか選べないのもどうかと思うが。
震災があったって、結婚願望も孤独への恐怖もないまま。
揺らぐのは自分の普通じゃなさに気付く時だけ。