八月

四月に入社した会社でいろいろあって六月に辞め、七月から新しい会社で働いてる。
一年半に三回転職って結構な激動だ。
転職先、ないんじゃないの?求人はあっても選考で落とされるんじゃないの?って、他人に対してなら思う。
ただ、その間で売りになる何かを身につけてたり、説得力持って語れたりすれば案外なんとかなる。
そんなわけで、年収は下がるけど時給に換算すればけっこういい、環境よくて通勤も近い会社に入った。

転職は恋愛にも似て、一方的に思うだけでは成就しない。
アプローチしてきた相手が実はとんでもなかったりするから見極める力も要る。
君が必要とか言って、実は支配する相手探してるやつみたいな会社だってある。
この辺は経験積まないとわからない部分でもあるのがもどかしいが。
転職回数が多くなったことには複雑な気持だが、選考に通過したり内定をいただいたりすることにも慣れていちいち大騒ぎしないで済むようになったのはよかったかも。
だって、あまりにも落ちているようじゃ、応募先の選定をあからさまに間違えてるとか、書類や面接での見せ方がなってないとかの話だから。ある程度は通って当たり前。