こんぴら歌舞伎に行きたくて

昔からファンだったけど、最近とみに市川染五郎熱が高まっている。
今年は3月明治座と10月国立劇場、そして11月に「髑髏城の七人アオドクロ」のリバイバル上映に行った。
グラマラスなロックバンドのファンだった頃は、ライブに行けば視覚も聴覚も満たされた。
しかしR&Bが好きな今、視覚は別の所で喜びを探す。
そこで歌舞伎。舞台装置や衣装がいちいちかっこいいし、遠く離れた席であろうと贔屓の役者が
同じ空間で舞台を務めているのを見られる。
そして、高い席のお客様のおかげだけど、安いチケットできれいな空間で過ごせるし、
おしゃれのしがいもある。

来年4月、こんぴら歌舞伎公演の座頭が染五郎と発表された。演目の中の「女殺油地獄」がとても見たい。
舞台と客席が近いとか、旅行してみたいとか、そんないろんな魅力もあって。
愛知県以南の脳内地図がぼんやりしている私にとっては、香川県はなんだかすごく遠そう、かつうどんな土地である。
しかし、ちゃんと調べたら、北海道地方都市の実家よりはやや近いとわかった。
それに、県内の丸亀市中川幸夫の拠点でもあった。猪熊弦一郎美術館や、その名も「中川幸夫プレ美術館」で
作品が見られるらしい。俄然香川県に興味が。

行くとしたらこんなプラン。
1日目:午前中羽田発→昼間に高松空港着(1時間20分、JALANA合わせて12便運行)。
   空港からバスで会場(45分、本数少ないので注意)
   15:30から公演(推定19時終演)
   会場から電車で丸亀市内のホテルへ
2日目:午前中、中川幸夫プレ美術館と猪熊弦一郎美術館
   電車で高松駅に移動(40分) 町歩きする、瀬戸内海も眺める
   バスで高松空港(40分)
   高松空港→羽田(1時間20分)

でも、終演後ホテルに着いて20時とかで何もできないとしたら退屈かも。
丸亀の駅前はふらっと出歩けるような感じかしら。
高松のホテルにしたほうがいいのかもしれない。
本当に行けるかは別にして、考えるのは楽しいな。
一泊なら旅行カバンじゃなく、大きめのトートバッグで事足りるとか思うことも。