spring fever

慕っていた現場トップが退職し、繁忙期限定で私だけ2種類の業務を兼務命ぜられ、あの地震の後の戒厳令下のような東京とつきあう。
そりゃ体調不良になってもしょうがない。むしろ精神がつぶれなきゃどうなってもいい。体に出るタイプでよかった。

そんなわけで気管支炎のような症状。病院に行ってないから何なのかわからぬままだが、ピーク時は声が音にならなくて休んだりした。
適当に買った喉重視の風邪薬は、胃が痛くなって飲むのをやめた。
今は鼻水と痰と、時々空咳で咳き込む状態で安定している。
声は出るけど、急に話すと言葉と同じくらい咳が出る。
別にこのくらい慣れられる。だけど治らないと周りを驚かせてしまうだろう。
あと一週間咳が収まらなければ病院に行こう。

こんな状態だとインパクトがあったらしく、小悪魔先輩が珍しくストレートに労ってくれた。
私の取り柄なんて仕事の処理速度程度なのに、「他の人が何て言っても、今は元からの業務だけでいいから」とか「ゆっくりでいい」とか。
また、休みはちゃんと有休として扱ったかとまで心配された。
弱ってなければ恥ずかしいような甘やかされ方だが、動揺せず受け止められる程度には相手を信用してる。
でもずっとそんなのじゃ気持ち悪いから、ちょっと落ち着いてから机を恩着せがましく掃除してあげた。
いつもに戻りたいよ。じゃあやっぱり咳は治さないとね。