静岡

仙台旅行の疲れが取れぬまま、容赦なく静岡行きの日がやってきた。楽しい予定だけど、少しでも食べると吐き気に直結する状態じゃ何するのも億劫だ。

行きは渋谷発の高速バス。このターミナル、実家から上京してた時代空港との往復に使ってた。フェンス越しの風景に、一気に当時を思い出す。

静岡から電車に乗って掛川に向かう。目指すは資生堂企業資料館である。駅から徒歩25分との事で、素直にタクシーを使う。
ここは資生堂の歴史や過去の製品、広告を集めた所。山名文夫グッズのポストカードやあぶらとり紙を買い、過去のCMやポスターに浸る。
リアルタイムで懐かしかったのは緒川たまき出演のピエヌ(次のシーズンで中谷美紀になってしまった)、橋本麗香・森下璃子のディグニータなど。
知らない時代の物だとエリクシールの初代イメージガールがアン・ルイスだとか、牧瀬里穂のレシェンテの(ベイビーリップス)が衣裳もメイクもかわいいとか。
なくて残念なのは「ヒカリモノ」りょうのレシェンテ、PJラピスの吉川ひなのかな。低価格ブランドに関しては薄めだった。パーキージーンは押さえてるのに、ラピスやFSPは製品資料もなし。あと、短命だったインウイIDもなし。

同じ敷地の資生堂アートハウスもいい展示をしていた。3代でガラス作家という岩田一家の展覧会。2代目の作品がとても好きになった。
このような施設を維持して無料で公開するのは、企業に体力がなければ難しいだろう。これからもがんがん儲けてほしい。私はたまにマジョリカのアイシャドーを買うくらいしかできないけど。

TYOライブは別項。
出番がトリで、本編終わったのが22時10分。最終の新幹線は22時24分。アンコールはあきらめる。駅まで徒歩5分で助かった。
まあ、この帰りの時間を気にする感じも懐かしかったりして。今は東京や横浜のライブなら絶対最後までいられる幸せ。
新幹線は割と空いているし、品川まで1時間切るし快適だった。でも、首都圏の外への旅はしばらくいいかな。