恋の回線

告白した好きな人とはその後何もなく、ずっと諦めているけどじわじわとつらくなる。
もし向こうが私からの動きを待っているとしても、一度駄目と思ったものに果敢にまた挑んでは行けない。
見込みのない事はしない、そうやってこれまで生きてこられたのだから。

顔を見たり話してるのを聞いたりすると、今でもかわいいと思う。
でも、もし二人きりになって、彼の同意を得られたとしても何もする気になれないだろう。
恋の言葉も、抱きしめる事も。
魅力を感じるとそこから何かしたくなるけど、その回路のつながりを自分で切ってしまった。
何かしたくて我慢するのではなくて、何もしたくなくしてしまった。
ひどく悲しい。

じわじわと心に来て、初めて仕事を休んだ。
離れた街に住む同期が話を聞いてくれた。
こんな時はスムーズなR&Bじゃなく、めくるめくロックのライブを見られたら
少しは気分がマシになるのかもしれない。