ベルリン国立バレエ団マラーホフ・ガラ@東京文化会館

11月に見たベジャールでダンスの魅力を感じ、今度は有名なダンサー率いるバレエ団の公演に行った。
ダイナミックな「ショータイム」が気に入った。

しかし、クラシカルなチュチュや白いタイツの世界には馴染めない。
トウシューズの音が、音楽と噛み合わないノイズに聞こえる。
絵面は上品なのにどったんばったんごつごつと音がするなんて、あまり優雅ではないように思える。

マラーホフベジャール「これが死か」を踊った。
衣装はくすんだ色のレオタード。
ベジャールバレエローザンヌの美しいスリップドレスやゆったりしたパンツに比べると見劣りする。
本人プロデュースのウェアが販売されていたが、それも曰く言い難いトーンのマルチボーダーだったりするのでそういうセンスの人なんだろう。

東京文化会館は好きな会場である。
今回は4Fサイド3列目でかなり高い位置。高所恐怖なら気が遠くなりそうだ。