カヒミ・カリィ in TOKYO MAPS

貧乏人にとっての春フェスといえばのこのイベント、今年も素敵なラインナップで開催。
去年FLYING KIDSを観た時は小雨で辛かったが、晴れてよかった。しかし日中暖かいからって夜の野外イベントに半袖は無謀だった。

カヒミ・カリィの今やってる音楽は音響派になるのだろうか?私には合わなかった。まあ、普段から聴いてるものがR&Bとかロックだから、素養がないやつの感想でしかないが。
菊地氏とやった2曲は甘やかで惹かれた。「The look of love」はふたりの歌声があまりにも少年少女で、日本人てやっぱ老化を拒否しなきゃいけないのかな〜とか思う。この曲はアイザック・ヘイズ版の大胆な見立てが大好きで、それが基準だとなんか弱かった。まあ、強けりゃいいわけでもないが。

年齢なりにテクニシャンになってくれたほうが、私は落ち着くし熱狂したり陶酔したりできる。果実は熟して腐ってほしいと思う。
だけどそうじゃない、青い実のまま枯れて落ちるなりの美しさもきっとあるだろう。それは気になる。