ベジャール、そしてバレエはつづく

モーリス・ベジャール亡き後、バレエ団を率いるジル・ロマンを中心に新作の上演までを描く。
先日観た「パリ・オペラ座のすべて」はあまり合わず、自分にはダンスを鑑賞する素養がないのかと思わされたが、この映画は楽しめた。それどころか大興奮。
現在の稽古風景に、時折差し挟まれる昔の映像。ジョルジュ・ドンの笑顔を初めて知る。遺されたものを引き継いでゆくために生きて踊り続ける。それが圧倒的によかった。
ジルのバレエ団で来日したら見に行きたい。